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婚活で断られるのがつらい時に。自分を責めすぎないための考え方

木漏れ日の入る窓辺のテーブルに、コーヒーカップと開いたノート、ペンが置かれた穏やかな風景。婚活で断られてつらい時に、自分を責めすぎず気持ちを整理しながら前に進む考え方を表すイメージ
結婚相談所 空のベンチ・仲人士 村上修司この記事を書いた人仲人士 村上修司プロフィールを見る →

婚活をしていると、「お断り」を受けることがあります。

申し込んだけれど会えなかった。お見合い後に次へ進まなかった。何度か会ったあとに、相手から終了の連絡があった。
そういうことが続くと、頭では「仕方ない」と分かっていても、心はなかなか追いつかないものです。

「自分に魅力がないのかな」「何か失礼なことをしたのかな」「また断られるなら、もう申し込みたくない」。
そんなふうに感じてしまうこともあると思います。
婚活で断られるのは、やはりつらいですよねえ。軽く流せる人ばかりではありません。

ただ、お断りを受けた時に、自分の価値まで否定されたように受け止めすぎると、婚活そのものが苦しくなってしまいます。
この記事では、断られた時に自分を責めすぎないための考え方をお伝えします。

お断りは、人として否定されたという意味ではありません

お見合い後の静かなカフェで向かいの空席を見つめる男性の手元
今回は合わなかった。それは、人として否定されたという意味ではありません。

婚活でのお断りは、とても個人的なことのように感じます。
自分のプロフィールを見たうえで断られた。実際に会って話したあとに断られた。
そう思うと、「自分自身がダメだった」と感じてしまう方もいます。

でも、婚活でのお断りは、必ずしも人としての評価ではありません。
年齢、住む場所、仕事の休み、家族との関係、結婚後の生活イメージ、話した時の温度感、相手がその時に求めていたもの。
いろいろな要素が重なって、「今回は違うかもしれない」という判断になることがあります。
相性が合わなかった。タイミングが合わなかった。相手が求めている暮らし方と違った。そういうことも、婚活では普通にあるんです。

さらに難しいのは、お断りの理由がはっきり分からないことが多い点。
相手も言葉にできていないことがあります。傷つけないように、あえて詳しく言わないこともあります。仲人を通しても、すべての気持ちが正確に伝わるわけではありません。
そのため、理由を探しすぎると、答えのないところで自分を責め続けてしまうことがあります。
「あの一言が悪かったのかも」「笑い方が変だったのかも」と、頭の中で反省会が止まらなくなることも。
理由が分からないことまで、自分のせいにしすぎなくていいと思います。

反省することと、自分を責めることは違います

ノートを開いて次に変えられることを静かに整理する男性の手元
振り返りは、自分を傷つけるためではなく、次に活かすために行います。

お断りを受けたあと、「何も悪くない」と思い込む必要はありません。
会話が一方的になっていなかったか。相手の話を聞けていたか。清潔感に気を配れていたか。プロフィールと実際の印象に大きなズレがなかったか。
こうしたことを振り返るのは、次につながります。

ただ、振り返りと自己否定は別のもの。
「次はもう少し相手の話を聞こう」「写真や服装は見直してみよう」「最初から結婚後の細かい話をしすぎたかもしれない」。
こうした振り返りは、前に進むための材料になります。
一方で、「だから自分はダメなんだ」「どうせ自分なんて選ばれない」と考えてしまうと、次の行動が重くなってしまいます。

婚活で必要なのは、自分を責めることではなく、少しずつ調整していくこと。
反省はしても、自分を傷つける必要はありません。

お断りが続くと、申し込むこと自体が怖くなります

一度や二度のお断りなら、何とか気持ちを切り替えられるかもしれません。
でも、それが続くと、だんだん申し込みボタンを押すこと自体が怖くなってきます。
プロフィールを見ても、「どうせ会えないかもしれない」と思ってしまう。お見合いが決まっても、「また終わるかもしれない」と身構えてしまう。
そうなると、本来なら出会える可能性がある方にも、自分から動けなくなってしまうんです。

これは、気持ちが弱いからではありません。
何度も傷つくと、人は自然と自分を守ろうとします。
だからこそ、お断りが続いた時は、「もっと頑張らなきゃ」と無理に自分を追い込むより、一度ペースを整えることも大切です。
申し込み数を少し絞る。プロフィールの見方を変える。お見合い後の振り返りを一人で抱え込まない。
傷ついた心のまま、数だけを増やしても、婚活がさらに苦しくなることがありますから。

合わなかった相手を、追いかけすぎない

自分がいいなと思っていた相手からお断りされると、なかなか気持ちが切り替わらないことがあります。
「もう少し話せば分かってもらえたかもしれない」「なぜダメだったのか、ちゃんと知りたい」。
そう思うのは自然なことです。

ただ、婚活では、相手にも選ぶ自由があります。
こちらがどれだけ好印象を持っていても、相手の気持ちが同じとは限りません。
逆に、自分が相手から好意を持たれても、どうしても気持ちが向かないこともありますよねえ。それは冷たいことではなく、お互いにとって大切なこと。
合わなかった相手を追いかけすぎると、自分の心がすり減ってしまいます。
その相手と合わなかったからといって、これからのすべての可能性がなくなるわけではありません。

断られた経験も、次の婚活に活かせます

夕方の川沿いを自分のペースで歩いていく男性の後ろ姿
少し休んでも大丈夫。気持ちを整えながら、また自分のペースで進めます。

お断りは、できれば経験したくないもの。
でも、婚活の中で経験したことは、次に活かせることもあります。
自分がどんな相手に緊張しやすいのか。どんな会話だと自然に話せるのか。どんな条件にこだわりすぎていたのか。逆に、会ってみたら意外と大切だと感じたことは何か。
そうしたことは、実際に動いてみないと分からないこともあります。

断られた経験を、「自分がダメだった証拠」にするのではなく、「次の進め方を考える材料」に変えていく。
そのためには、一人で抱え込まず、落ち着いて振り返る時間が必要です。
感情が強く残っている時に、すぐ正しい答えを出そうとしなくてもかまいません。
少し時間を置いてから、「次に変えられること」と「自分ではどうにもならなかったこと」を分けて考えるだけでも、気持ちは少し整理しやすくなります。

空のベンチでは、お断り後の気持ちも一緒に扱います

空のベンチでは、お見合いや交際がうまく進まなかった時の振り返りも大切にしています。
何が起きたのか。自分はどう感じたのか。相手から見た印象として考えられることはあるのか。次に変えられる部分はどこなのか。
そうしたことを、責めるためではなく、次につなげるために一緒に見ていきます。

婚活では、うまくいかなかった時ほど、一人で考えすぎてしまうことがあります。
落ち込んでいる時の自分の判断は、少し厳しすぎることがありますから。
本当は少し改善すればいいだけなのに、「自分には無理だ」と決めつけてしまう。たまたま相性が合わなかっただけなのに、「もう誰にも選ばれない」と感じてしまう。
そうならないように、気持ちを言葉にしながら、次の一歩を一緒に考えることを大切にしています。

婚活は、全員に好かれるための活動ではありません。
たくさんの人に選ばれることよりも、これからの人生を一緒に考えられる相手と出会うことが大切。
だから、断られた数で、自分の価値を決めないでほしいのです。
つらい時は、少し休んでもいいと思います。無理に明るく振る舞わなくてもいい。
でも、自分を責めすぎて、これからの可能性まで閉じてしまわないでください。
婚活で大切なのは、傷つかないことではなく、傷ついた時に一人で抱え込みすぎないこと。
気持ちを少し外に出しながら、自分に合う進め方を一緒に考えていきましょう。